建設業許可 静岡県知事許可
(般-01)第38209号




工事内容 | 屋根工事 防水工事 雨漏り調査・修繕 |
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お施主様から雨漏りのご相談があり現地調査にお伺いしました。屋上、ベランダ共に既存の防水層を確認しましたが劣化で防水層が数箇所破れてしまっていて、防水工事をしてからの年月などを踏まえた上全体的に新しい防水層を施工する必要があると判断しました。屋上の手すりは既にアルミ手すりに交換済みでしたが、ベランダの手すりは以前のままの鉄製のままで柱の根元が腐食し穴が開いていましたので今回新しい手すりの交換をご提案させていただきました。
通気緩衝工法とは、通気性能のあるシートを下地に貼り付けてその上から防水材を塗布する工法です。下地から発生する湿気をシートを通して脱気筒から排出するため、防水層の膨れやひび割れ、破断を防止する効果があります。下地と防水層が固着しないため「絶縁工法」とも呼ばれます。
通気緩衝工法は、既存のアスファルト防水や押さえコンクリートなどの下地に向いています。屋上や開放廊下、階段室、ベランダ、ルーフバルコニーなどさまざまな場所に施工ができます。
笠木が干渉する部分はウレタンが塗れないので先に外しておき、高圧洗浄で汚れを落とし下地が悪い部分をサンダーで調整していきます。
全体にプライマーを塗り通気シートを張っていきます。シートのつなぎ目にはテープを張り空気を外に排出するための脱気筒を取り付けます。シートの下は溝になっていて湿気が脱排出される仕組みとなっています。
ガラスクロスで立上りの部分やドレン回り等を補強をし、ウレタンを塗って行きます。通気シートのジョイントにもウレタンを先行して塗っていき全体にウレタンを流しながらコテで均一にならします。
ウレタンを紫外線にさらすと寿命が短くなってしまうのでトップコートで防水層をコーティングして保護します。少し青っぽく見えるのがトップコートの色で最終的な仕上がりの色になっていきます。
築年数が経過してくると鉄製の手すりは根元がサビて穴が開きそこからの雨水が侵入したり、手すりが崩壊してしまい、危険が生じてしまうため交換が必要になります。
LIXILのベランダ手すりⅡを使用しました。
手すり交換で安全が確保でき、防水工事で雨漏りが解消されお施主様には喜んでいただけました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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